【体験談】税理士試験に10年かかった私が学んだ合格する勉強法と戦略①(税理士試験の本質)

今年も、税理士試験が令和7年8月5日~8月7日までに実施されました。私が今回、この体験談を書いているのが、8月27日ですので、すでに3週間が経ちましたが、受験生の方々は、悲喜こもごもではないかと思います。各専門学校の解答速報から、手応えを感じている方は、次の科目の勉強に向けて準備をされていたり、合格ラインギリギリだったり、あまり手応えを感じられなかった方は、同じ科目を勉強するか、合格発表までは次の科目を受けようと準備をされていることだと思います。
私の場合は、税理士試験の合格までに10年以上かかったので、短期間で合格された方の体験談のほうが参考になることが多いとは思いますが、苦労した分だけ、逆の意味で体験談として参考になることは、多いのではないかと感じています。
税理士試験の合格率と勉強法のポイント
各科目の合格率は平均で10%~20%であり、いかに1年間集中出来たかが大事なポイントになります。税理士試験は、科目合格制であり、各科目の受験生のレベルは高いので、専門学校の答練では常に上位10%以内を目指すように勉強を進める必要があります。
もちろん、答練で上位30%以内でも合格の可能性はありますが、試験本番では、緊張とプレッシャーによりケアレスミスをすることを想定すると、1年間又は半年間答練で上位10%をキープすること、つまり、その1年に集中して試験に望むことが、合格への近道だと思います。同じ科目を数年受験し、毎年50点後半であと一歩の方は、いい所までは来ているのですが、やはり、毎年同じ結果になる可能性があります。
私も経験がありますが、毎回答練でそこそこの点数は得点出来ているため妥協してしまい、自分の苦手な分野を疎かにすることがあり、本試験で苦手な分野が出題された場合にその問題についてまったく得点出来ず、あと一歩足りないで不合格という結果が数年続くことがありました。したがって、あと一歩の状態から抜け出すためには、1年間妥協せずに集中して全力投球し、苦手な分野を克服することこそが最も重要であり、合格を勝ち取る秘訣であると確信しました。受験を数年経験されている方が、特に陥りやすいのは、毎年受験レベルはキープ出来ているので、「今年は、ちょっと頑張れば、合格出来るだろう!」と考えてしまうことです。しかし、実際は周りの受験生もそれ以上にレベルアップしているので、最終的に合格に達しないという結果になってしまうことになります。
簿記論と財務諸表論合格後からが本当の勝負である。
税理士試験を長く受験していると、簿記論と財務諸表論までは、順調に合格される方は多いと思われます。しかし、本当の勝負はこれからです。
この次に受験する科目は、人にもよりますが、法人税法又は所得税法であり、ここが最大の山場にして、最大の分かれ道です。私もここでつまずきました。法人税法を何度も受験しましたが、合格することが出来ませんでした。したがって、法人税法又は所得税法の勉強方法については、他の合格された方の体験談を参考にして下さい。
私がお伝えしたいことは、法人税法又は所得税法の受験レベルは、相当高いため、簿・財以上に覚悟をもって試験に望むことが大事であるというこです。ここでつまずくと、合格までに相当の年数がかかることになりますので、「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないよう、くれぐれも十分に注意して下さい。
また、私の場合は、法人税法の合格はかなり難しいと判断したため、大学院に入学し、税法2科目免除により、税理士試験合格を目指すことに決めました。こちらについては、次回の機会に述べたいと思います。
それでは、受験生の皆様、1日も早く税理士試験に合格されることを祈っております。

